ベトナムと日本政府の協力のもと、太陽光発電のエコリース事業が実施されることとなり、環境省の「JCMモデル事業融資プログラム」に「アルミホイール製造工場への0.4メガワット屋上太陽光発電システム導入(JCMエコリース方式)」が採択された。
これによってタンロン工業団地にあるエンケイ・ベトナム社に屋上太陽光発電システムを設置する。工場での生産工程に必要な電力を供給し二酸化炭素排出量削減に貢献するとされる。
このプロジェクトでは機器供給会社であるシャープエネルギーソリューション株式会社(SESJ)が設置・施工・保守を担当する。
エンケイ・ベトナム社は、BIDV-SuMi TRUST Leasing BSLと5年間のファイナンスリース契約を締結し、リース期間中の資産の所有権はBSLが保持する。
本案件は2020年にJCMエコリース制度が創設されて以来、ベトナムで初めて登録されたBIDV-SuMi TRUST Leasing(BSL)とSumitomo Mitsui Trust Panasonic FinanceのJCMエコリース制度である。
JCMモデルプロジェクトのファイナンスプログラムには、温室効果ガス排出量を削減するための先進的な脱炭素技術の適用と減価償却期間中の測定・報告・検証のプロセスが含まれている。
これらの温室効果ガス削減効果は日本およびパートナー国の温室効果ガス削減目標の達成に貢献するもので、先進的な脱炭素技術の初期投資費用の最大半額を融資する。
JCMエコリースは、対象資産のリース金利を含むリース料総額の10%を日本政府が融資することで、お客様により有利な条件でファイナンスリースを提供する仕組みとなっている。
〈VietnMPlus〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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