訪れた人を魅了する町、紋別
Bài: Mayu Senda / Biên dịch: Lê Mai / Hợp tác: thành phố Mombetsu,
Jun 30, 2018
Công ty TNHH TM Du lịch và Dịch vụ Sông Hàn
日本の北にある北海道、そしてそのさらに北部。オホーツク海を臨む日本の端っこにある紋別市は、冬に流氷が訪れることで有名な場所だ。北海道よりももっと北の地でできた流氷が、海をゆっくり旅して日本までやってくる、そんな冬の風物詩に出逢うことができる。そして、4月になり流氷の季節が終わると、春から秋にかけては、色とりどりの花が咲く活動的な季節が到来。そんな一年のいつ訪れても魅力ある町・紋別を、今回はご紹介。ベトナム人向けの短期留学プログラムが実施されるなど、今後ますますベトナムと紋別の距離は近くなっていきそうだ。
紋別まで、東京・羽田空港から1時間50分のフライト
紋別のマスコットキャラクター・紋太くん。好きな食べ物:海産物。夢:紋別を有名にすること (Photo: Mombetsu City)
行くたびに違う風景!キーワード 1: 花
(Photo: Mombetsu City)
雪と氷の季節が終わると、紋別には花の季節がやってくる。本州よりもひと足遅い春を告げる桜、優しい香りに満ちるラベンダー、長い冬の一歩手前を彩るコスモス…。時期ごとに異なる花が、訪れる人を出迎えてくれる。
(Photo: Mombetsu City)
過ごしやすいさわやかな気候は、この時期の北海道ならでは。紋別の色あざやかな花のシーズンを、ぜひご堪能あれ。
(Photo: Mombetsu City)
街中が大賑わい!キーワード 2: 祭
7月の「もんべつ観光港まつり」
(Photo: Mombetsu City)
夏の紋別最大のイベントがこのお祭。紋別の港から受ける恵みに感謝する行事として、戦前から行われてきた「港まつり」が現在の名称に変わり、2017年の開催で63回目を数える。ほたてやイカなどオホーツクの海の幸が並ぶ屋台で紋別グルメを満喫するもよし、迫力あるおみこしやYOSAKOIパレード、海に押し寄せる流氷を太鼓の演奏で表現した「紋別流氷太鼓」などのショーを見て日本の伝統を感じるもよし。一日中いても飽きない、さまざまなプログラムが盛りだくさん。
紋別流氷太鼓 (Photo: Mombetsu City)
そしていちばんの目玉は、鮮やかに夜空を彩る約2.000発の花火。港から上がる花火は、海面にも反射して格別の美しさ。夏の紋別に行くなら、ぜひお祭の日に訪れよう。
2月の「もんべつ流氷まつり」
(Photo: Mombetsu City)
1963年、日本初の流氷まつりとして開催されたのが始まりのこのお祭は、紋別の冬の風物詩である流氷を、よりいっそう楽しむためのイベント。毎年ちがうテーマで作られる天然氷の巨大像をはじめ、会場内には大小さまざまな氷像が立ち並ぶ。夜にはライトアップやプロジェクションマッピングなどの仕掛けが施され、幻想的な空間に様変わり。
(Photo: Mombetsu City)
ほかにも、氷のすべりだいや新鮮な魚介を炭焼きでいただくレストランなど、冬の紋別を心ゆくまで満喫できるコト・モノが満載。寒さを忘れて楽しもう!
紋別といえばやっぱり!キーワード 3: 流氷
(Photo: Mombetsu City)
ロシアと中国の国境にあるアムール川の河口から南下し、毎年1〜2月頃に紋別の海岸にやってくる流氷。海一面に広がる絶景を見に、国内外から多くの人が訪れる。
(Photo: Mombetsu City)
とくに、流氷の中を突き進む船・ガリンコ号に乗る遊覧ツアーは人気のアクティビティだ。このガリンコ号、6〜9月はフィッシングクルーズとして活躍中。冬の時季とは雰囲気ががらりと変わる、雄大な青い海を眺めながら、特産品の「紋別カレイ」を釣り上げてみるのはいかが?
(Photo: Mombetsu City)
オホーツク流氷科学センター
(Photo: Mombetsu City)
流氷のことや、流氷とともにやってくる生き物たちのことを詳しく知りたいならココ。夏でも本物の流氷の展示を見ることができる。流氷の天使と呼ばれる生き物「クリオネ」にも会える!
オホーツクとっかりセンター
(Photo: Mombetsu City)
日本国内で唯一、アザラシだけを保護・飼育している施設。4種類、20頭を超えるアザラシたちがくらしており、観察したり、間近でふれあったり、可愛い姿にすっかり夢中になってしまう。
オホーツクタワー
(Photo: Mombetsu City)
海の真ん中に立つ、海中展望塔。2016年10月にリニューアルしたばかり。海中と空中2つの展望室に加え、360℃の立体シアター、イルミネーション水族館など、わくわくがいっぱい。
かにの爪
(Photo: Mombetsu City)
1983年の完成以来、紋別の海を見守り続ける、高さ12mの巨大オブジェ。今はずっと地上にあるが、昔は流氷の時期は海に浮かべていたそう。ユニークな写真が撮れる、人気の撮影スポット。
SENDA MAYU/ kilala.vn