「日本一」を見つけに行こう!!
Bài: Mayu Senda/ Biên dịch: Lăng Vi, Inako/
Oct 12, 2017
Hợp tác: Công ty TNHH TM Du lịch và Dịch vụ Sông Hàn
「日本に旅行したいけど、どこに行くのがいいだろう?」。行き先に迷ったら、「日本一」を見つけに行くのはいかがですか?日本一の高さ、日本一の長さ、日本一の生産量…誰もが知っている有名なあの山や、知る人ぞ知るツウなあの場所まで、いろいろな「日本一」が、全国各地あちこちにたくさんちらばっています。さすが日本一、その迫力はお墨付き。ぜひ本やインターネットで見るだけでなく、実際に訪れて、それらを見てみてくださいね。その旅がきっと、あなたにとって「一番の思い出」になりますよ!!
日本一高い山:富士山
これぞ、日本を象徴する「日本一」。静岡県と山梨県にまたがる高さ3776mの活火山は、その美しい姿で古来人々を魅了してきました。神のいる神聖な場所として崇拝もされ、山頂部には浅間大社が鎮座しています。富士山のある風景は、静岡県、山梨県、神奈川県など周辺地域から臨むことができます。花や緑、湖など四季折々の自然との調和は、絵画のように美しく、迫力もひとしお。日本に来たことを強く実感するのではないでしょうか?よく晴れた日には東京からさえも見ることができるというのが、その大きさを物語っています。
5月になると、茶畑の緑とのコントラストが美しい(静岡県) (Photo: PIXTA)
富士山が雪をかぶる「冠雪」は、秋から初夏にかけて (Photo: PIXTA)
夏場は登山も人気。山頂から見る朝日は格別 (Photo: PIXTA)三大観光地にそびえ建つ、日本一高い建築物
日本のゴールデンルートを旅行するなら、三大観光地である東京・大阪・京都にそれぞれ建つ日本一高い建物は見逃せません。東京スカイツリーとあべのハルカスはそれぞれ展望台があり、都市の街並みやきらびやかな夜景を存分に楽しむことができます。展望台の高さとしては、地上約450mのスカイツリーが日本一です。そして、京都・東寺の五重塔は上ることこそできませんが、京都の文化財の一部として世界遺産にも登録されています。上から下まで屋根の幅がほぼ同じに設計されているのが特徴で、すらりと空に向かう荘厳な佇まいは、きっと目に焼き付くことでしょう。夜のライトアップもまた違った趣きがありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
日本一高いタワー:東京スカイツリー
東京のランドマークは、浅草にもほど近い634mの電波塔。タワーとしては、2017年現在世界一の高さ。
(Photo: PIXTA)
日本一高いビル:あべのハルカス
大阪の中心地を見下ろす高さ300mの高層ビルは、ショッピング・レストラン施設が入った大阪観光に欠かせないスポット。
(Photo: PIXTA)
日本一高い木造の塔:東寺の五重塔
京都の東寺に建つ54.8mの木造塔。春は桜の名所としても親しまれる、京都のシンボル的存在。
(Photo: PIXTA)
日本一のフラワーパーク
国内外で絶賛される日本一のネモフィラ畑があるのが、東京から車で2時間ほど、茨城県の国営ひたち海浜公園。4月下旬〜5月中旬と短い間ですが、約450万本のネモフィラが一斉に咲き誇り、瑠璃色のじゅうたんがあたり一面を覆いつくします。天気のよい青空の日は、空の色も花の色も真っ青で、まさに「青の絶景」。「空とつながる丘」とも言われています。
(Photo: PIXTA)
350ヘクタールの広大なこの公園では、ほかにも春夏秋冬さまざまな花を見ることができ、季節を問わず多くの人でにぎわっています。とくに名物となっているのが春のネモフィラと秋のコキアですが、春は桜やスイセン、夏はラベンダーやヒマワリ、秋はコスモスやバラ、冬は梅やアイスチューリップなどが続々と開花。満開の花を背景に、記念撮影はいかがですか?
日本一のイルミネーション
2016年全国イルミネーションランキングで第1位を獲得したのが、栃木県にある、あしかがフラワーパーク。毎年冬になると、園内が400万球ものイルミネーションで彩られます。ここは4月中旬〜5月中旬にかけて咲く樹齢150年の大藤がとくに有名ですが、その大藤を再現したイルミネーションにも注目。いくつもの光の粒が藤の花のように上から垂れ下がり、うっとりするような美しさです。
(Photo: PIXTA)
(Photo: PIXTA)
イルミネーション期間中は時期を3つに分け、秋の花とのコラボレーション、クリスマスファンタジー、ニューイヤーイルミネーションと、それぞれ異なる演出で訪れる人の目を楽しませてくれます。日本の冬は寒いですが、光と花の世界に足を踏み入れれば、心もほっこり。日本一の輝きに酔いしれてください。
せっかく行くなら、日本一の温泉へ!
日本一の源泉数&湧出量の温泉:別府温泉
日本の南部・九州地方の大分県にある別府温泉は、源泉数、湧出量ともに日本一の量を誇ります。温泉都市の名にふさわしく、街ではあちこちから湯けむりが立ち上っている場所もあり、国の重要文化的景観にも指定されています。
大分県はほかにも湯布院などの温泉地が各地にあるので、県内のいろいろな温泉を巡るのも楽しいですよ。
日本一古い温泉:道後温泉
日本最古の湯といわれる、愛媛県にある温泉地。720年に完成したとされる日本最古の歴史書『日本書紀』にもその名が登場しており、天皇や文豪など、数々の著名人も訪れています。
中心に建つ道後温泉本館は、戦前に建設された歴史ある共同浴場。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する温泉のモデルにもなっています。
日本一長い足湯:小浜温泉
源泉温度の高さ日本一の長崎県・小浜温泉。その温度105℃にちなんで作ったのが、長さ105mの日本一長い足湯「ほっとふっと105」。海鮮や野菜をその場で蒸して食べられる蒸し釜も併設されており、楽しい立ち寄りスポットになっています。
日本一古いキリスト教建築物:大浦天主堂
日本に初めてキリスト教が伝わった地・長崎では、キリスト教がかつて繁栄した歴史があります。1865年に長崎市に建立された大浦天主堂は、現存する日本最古のキリスト教建築物。禁教令によりかつて26人のキリシタンが殉教をした地・西坂の丘の方を向いて建てられました。聖堂内のステンドグラスは、約100年前のものも残されています。
日本一大きな水槽:美ら海水族館
毎年国内外から300万人以上が訪れる、沖縄を代表する観光スポット。目玉となるのは7.500㎥と日本一の水量を誇る巨大水槽。全長8.7mものジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿は圧巻で、海の世界に迷い込んだかのよう。施設内には、イルカやマナティー、ウミガメなど約740種、21.000匹の生き物たちが勢揃いしています。
日本一長い商店街:天神橋筋商店街
大阪市・北区にあり、南北2.6kmに伸びる日本一長い商店街。飲食店から衣料品、雑貨屋さんまで約600店が軒を連ね、大阪の活気ある雰囲気を肌で感じながら、お買い物はもちろん、大阪のローカルグルメもばっちり堪能できます。気になるお店に立ち寄ったり、食べ歩きをしたりしていたらあっという間に時間が過ぎちゃいますよ。
日本一の生産量:トヨタ自動車
日本を代表する世界的企業であるトヨタ自動車。販売台車数ももちろん日本一。本社を置く愛知県豊田市は、名実ともにトヨタの街です。名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館では、トヨタの研究・創造の精神やその歴史を知ることができ、ワークショップや体験コーナーでは、モノづくりの大切さを子どもたちに感じてもらうことができます。
SENDA MAYU/ kilala.vn