NTTの子会社のNTTグローバルデータセンター(NTT GDC)は、情報技術企業Quang Dung Technology Distribution(QD.TEK)と合弁会社を設立しデータセンターを建設すると発表した。
新データセンター「ホーチミン 1 データセンター」は、サイゴンハイテクパーク(Saigon High-Tech Park)に建設される。
建物は地上5階建てで、合計6MWのIT機器向け電力容量を3,100平方メートル(1,200ラック相当)のサーバールームに供給する。
データセンターの国際標準Tier III基準相当の電力・空調・通信設備の冗長化、災害対策、充実したセキュリティを備える。
NTTは、ベトナム郵政グループ(VNPT)との提携により2009年に開設したデータセンターをハノイに1つ運営している。
NTT GDCの鈴木康雄CEOは、次のように述べている。
ホーチミン市は有望な市場であり、成長の大きな可能性を秘めています。NTTはすでにここホーチミン市と強い関係性を持っています。
QD.TEKとのパートナーシップとともにデジタルトランスフォーメーションを通じてすべてのお客様により良いサービスを提供しお客様のビジネス目標を達成するための新しいサービスとなるでしょう。
QD.Tekの社長は、デジタルサービスやインフラの需要が著しく伸びているベトナムのお客様に、優れたICTサービスと世界クラスのデータセンターのメリットを提供するために、世界有数の通信キャリアでありデータセンターサービスを提供するNTTとのパートナーシップは、私たちにとって大きな栄誉ですと述べた。
〈DCD〉
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