政府がAlibabaでパビリオンを展開

産業貿易省傘下のベトナム貿易振興庁（Vietrade）は、Alibabaと協力し電子商取引プラットフォームAlibaba.comにベトナム製品を世界にアピールするための専門ブース「ベトナムパビリオン（Vietnam Pavillion）」を開設すると発表した。

双方はオンラインブースを通じて、ブランドのプロモーション、顧客関係の改善、デジタル環境での広告スキルの向上、潜在顧客の開拓など、幅広い活動を行う予定である。
パビリオンでは、農産物、水産物、家具、包装、家庭用品、園芸品などのベトナムのサプライヤーを検索することができる。

Alibabaの副社長によると、ベトナムはその生産能力、製品の品質、競争力のある価格設定のおかげで、世界の顧客から高い評価を得ているという。

昨年も同社と共同で同様のプログラムを開催し大きな成功を収めた。
全国で20以上のセミナーを開催し電子貿易と電子輸出を促進することで、2,500社の中小企業のほとんどが好収益を得た。

工業・貿易省の副大臣は、運用後にはベトナム企業の製品プロモーションを支援し、外国人顧客がベトナムブランドについてより深く理解できるように重点を置きますと話している。

Alibaba.comは、190以上の国と地域から多数の卸売バイヤー（3400万人以上）が参加するB2Bプラットフォームで、国際市場で好まれているベトナム製品は、食品、飲料、家庭、庭園、美容、パーソナルケア、農業などである。
コスト面で競争力のあるベトナム製品は、農産物、加工・包装食品、消費財、手工芸品、衣料品、機械工学、プラスチック製品とされている。