こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。 私、日本政府のワクチン接種証明取得案内に翻弄されておりましたが、やっと昨日自治体から接種証明書を入手しました。 翻弄と書きましたがやはり日本の行政のやり方は何がデジタル化なのかわかりませんが、依然として縦割り行政の凄さを確認させられました。 というのも皆さんワクチン接種証明アプリというのがあるのをご存じでしょうか。 アプリを入れて接種証明書が入手できるという触れ込みに騙されました。 その便利なものを使えるようにするにはマイナンバーカードが必要とのことで、まずはマイナカードを手続きして入手。やっとの思いでアプリに必要事項を入力。 海外用接種証明というタブで接種証明書を出すと、2次元バーコードが表示されるだけ。。。 アプリが自信を持ってアピールしてくるのがよくわかりませんが、これが海外用接種証明とのことです。 で、、、 ベトナムのスタッフにこの2次元バーコードを送ってみました。 返事は「何ですか、これ?」。 ですよね~、これを誰がどうやって読み込むのか? 実際、私が読み込んでみても文字化けしたページが表示されるだけ。 どういうこと??ってことで、さっそくアプリ相談窓口にお電話してみました。 が、案の定、オペレーターの女性はこのお電話はアプリの使い方だけなので~、ごめんさい。じゃあ、誰に聞くの!というと、それは外務省におねがいします、と。 ブチ切れたので、何やってんだよ、そんなんじゃ意味ないじゃん!というと、申し訳ありませんの一点張り。こんな使えないもの作らないで、ちゃんと外国で通用するもの作ってくださいよ!というと、こちらはアプリの使い方の窓口なので~の一点張り。 わかりました、いいからこういうクレームがあったとちゃんと記録してくださいね。というしかなく、なるほど、こういうことが日本では当たり前で、あまり皆さん期待していないのか、と思いました。え、つまりこれじゃあベトナムと一緒じゃん!と改めて再認識して何故か納得感を得てニヤリとした次第です。 だいぶこの話だけで長くなってしまい失礼しました。 言いたかったことは、今のオミクロン株を中心としたコロナ感染拡大の世の中、もうこうなると2回接種済のワクチン接種証明書なんて意味あるのか?ですね。 こうなると完全に形だけとなっている気がします。なにせ、ベトナムではすでに3回目の接種がすごい勢いで進んでいますし、感染者は身近にいるし、その人たちも「よかったじゃん、かかるならテト前でよかったよね」と変なおめでたコメントを言ってるらしいし。 さらに驚いたのは、シンガポール駐在の人なんてもう4回目接種終わったというし、ベトナムの接種証明(紙版ですが)には、接種記録枠が7回目まであるらしいです。なんで7回かは誰も気にしてないようですが(笑)。 日本では毎日いつ”まん延防止”、いつ”緊急事態”と言っているし、でも、先週末の志の輔らくごinPARCOで久しぶりに降りた渋谷は以前と同じくらいの人混みだし、ギャップの上にギャップですね。 いつもにも増して取り留めのない話ですみません、モヤモヤが凄くてこうなりましたことご容赦ください。 最後に少し早いですが弊社Kilalaのテト休暇をご案内いたします。 仕事納め:1月28日(金) テト休業日: 1月29日(土)~2月6日(日) 通常営業開始日: 2月7日(月)~ ※テト休業中はご迷惑おかけしますがご了承ください。 それでは今週もKilalaニュースをご覧ください。 |