投稿: 笠戸公文Sep 24, 2021
ベトナムの今を現地からお届け
2021年9月28日
Vol 15
こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。毎週金曜日にお送りしているKilalaニュースですが、今週から毎週火曜日の発信に代わります。予告なしに変更してしまうこと恐縮ですが今後ともよろしくお願いいたします。さて、まずはコロナに関することですが、この4か月あまりの日本とベトナムの感染対策では対策が真逆だったことと、その結果も真逆だったことがとても不思議でしたね。というのも日本は緊急事態宣言発令でしたが街は人々で溢れ見た目には通常と変わらない様子。それでも感染者数は急激に減少してます。その逆にホーチミンは完全に近いロックダウンをやってきたにも関わらず昨日現在でも日の感染者数は5000人余り。この真逆な対応と結果があるにも関わらず10月1日からはどちらも緩和を実施するとのこと。これもベトナムについて言えば当然ですし遅すぎたくらいだと思います。というのも経済の枯渇も当然厳しいのでしょうが、それ以上に低所得者層の生活がとても厳しい状況だからです。特に工場勤務の所謂ワーカーと呼ばれる人達は、工場のロックダウンに伴う休業や廃業で生活の保障もなされていない中、毎日の食事にも困っているのが現状です。政府もクラスターが発生していたとはいえ、工場の再開は急務であり、各地方人民委員会も工場再開に向けた指針を出し始めています。それでもこの指針の中身はまだまだ単純ではなく非常に細かく難易度も高いため、どれ程の工場がすぐに再開できるのか手放しに喜べる状況ではなさそうです。早急に多数の工場が再開できることを願います。ところで、個人的に先週は新しいことを発見しようと思い、いろんな方々にお会いしました。その中で久しぶりの体験で面白かったのは農業です。千葉市にあるいちご農家の横田ファームさんを訪ねこれからの日本の農業をどうやって守り且つ活性化させていくかをITを使ってカルテ化している株式会社INGENの中村さんと共にお会いしお話を伺いました。もちろん、農業については私はまったくの素人なので聞くばかりではありますが、ベトナムでは古くからの知り合いであるニコニコ野菜の塩川さんなど、日本とベトナムのために身を粉にして働いている方もおり、多角的に結びつくものがありそうで面白かったです。インゲン社に興味がある方はこちらのウェブを参照ください。https://nounoaibou.comたまたま、弊社スタッフも農業に関する記事を掲載していますのでよろしければそちらもご覧ください。それでは今週もKilalaニュースをお送りしますので、お暇なときにでもご覧いただければ幸いです。
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